コラム

文章を書くのはキライです。

雪が降ると、文字を書きたくなる。

いつもと違う景色が目の前に広がるから。

いつもと違う感情が、心にも降ってくるから。

ちょっと忘れちゃったんですけど、
こんな言葉をなんかの本で読んだ記憶があります。

なんか素敵ですよね。

昨日舞鶴では雪が降ったんです。
で、この言葉を思い出したんですよ。

でもね、




ぜんっぜん文章なんて書きたくならなかった。




いやー僕ほんと文章書くの苦手なんですよ。
こんなこと言うと「うそつけ!」って言われるんですけど、ほんとです。

まあインスタグラム で長ったらしい文章書くし、しかも結構褒められるんです。
「いい文章だね。」とか、「いつも楽しみにしてます。」とか。
しかもブログ始めたしね。思いっきり文章媒体。笑

でもほんとに文章はダメで、書くのは嫌いだし苦手。
でもでも、そんな僕はほぼ毎日お店のインスタグラム で文章を書いています。

これよく、すごいねーとか言われるんですけど、
たぶんこれ誰でもできるから、今日はそんなお話をしようかなと。
偉そうに言うと、僕なりの文章講座。
ベストセラー作家を目指していない人のための文章講座。

文章は書かない。

これ僕の中ではたぶん一番大事です。
文章を書くのは嫌いだし苦手だから、じゃあ文章書くのやめちゃおー☆ってのが僕が出した結論。

いやいやいやめちゃくちゃ文章書いてるやん。って声もあるかと思いますが、
文章を考えて書く。と言う行為は僕はしていません。


ぼくね、しゃべってるんです。


頭の中でしゃべったことをただ文字起こししてるだけなんです。
文章を書くって、学生の頃の作文以降ほとんどやってなくて、(大学のレポートはほとんどコピペでした。)
そりゃいきなり文章書くなんて無理なんです。

でも、“しゃべる”ということは、物心ついた頃からずっとやってきてる。

あ、しゃべることならできるわ、おれ。ってゆう、そーゆうこと。
だから僕の文章はたぶん文法もめちゃくちゃだし、(勉強してないから正しいのか間違ってるのかすらわからない。)
ずっと話し言葉なんです。

“あのさ、” とか、“ねえねえ。” とか普通に使います。


これとかほんと頭の中でしゃべったことそのまま文字起こしした感じ。

適当にもほどがある。笑
でもまあここで伝えたかったのはエントランスの装飾が変わったよってことだからこれでいいんです。

“美しい” より “伝えようとしている” の文章

文章を書こうとすると、美しくしたがっちゃうんです。
美しい文章って憧れるじゃないですか。ぼくも書きたいです。
素敵な表現だったり、冒頭の前フリをオチで回収したり。

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。

川端康成『雪国』

有名どころだとこれですよね。
でもね、無理ですよ。素人が急にそんな美しい文章を書くなんて。

僕らみたいな素人は、それよりも、言いたいことを伝えようとしているかどうか。なんです。
表現方法とかどうでもいいじゃないですか。
読む人は美しい文章を求めてるわけじゃないんです。

小学生の作文でも、手紙でも、何かを一生懸命伝えようとしている文章は、人の心を動かします。
文法がめちゃくちゃでも。
人からもらう手紙ってどんな表現だろうと嬉しいじゃないですか。

だから文章って、書こうとしたらダメなんです。
さ!文章書くぞ!って机に向かっても、書けたためしがありません。
もう適当に、頭の中でしゃべるんです。とにかく伝えたいことを一生懸命しゃべる。
それを文字起こしするだけで、結構伝わります。

喋ったことの文字起こしが、文章になる。

つまり僕がやっている文章の書き方は、
ただ頭の中で言いたいことを喋りまっくって、それを文字起こしするだけ。なんです。
僕は文章を書いているつもりは1ミリもない。
めちゃくちゃ話し言葉だし、文法もたぶんめちゃくちゃ。

でも色んな人に、「いい文章書くね〜。」とか、「素敵な文章ですね〜。」とか言われます。
つまりそれが文章なのかどうかは、書き手ではなくて読み手が判断することなんです。

もちろん、お前の文章なんて文章なんかじゃねえよ!という意見もあると思いますが。
でもいいんです。
僕は言いたいことが言えて、それに共感してくれる人がいればそれでいい。

そんな自己中心的な文でこれからもインスタグラム やこのブログもやっていこうかと思います。



そんな僕なりの文章講座。
えらっそうに語ったな。笑

偉そうに語ったけど、僕は文章のプロでもなんでもないですからね。
言いたいことをただ喋り倒した。それだけ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。