コラム

お店が忙しい日は、つまらないです。




最近忙しいんですよね。ありがたいことに。
すごく嬉しいです。ほんとありがとうございます。




でも僕、忙しいの好きじゃないんです。




あはは。





あ、誤解をしてほしくないのは、
“疲れるから” とか、“バタバタするから” とか、そーゆう理由ではありません。
疲れるのは全然いいし、バタバタするのは僕らのせいです。(がんばる…!)



じゃあなんで好きじゃないのかというと、





お客さんとコミュニケーションが取れないからです。





僕らスタッフと、お客さんのやり取りは、「線」のやり取りなんです。


扉を開けて入ってくるお客さんを迎え、
好きな席に座ってもらい、
メニューとお水を出し、
注文を受け、
カレーやコーヒーを出し、
帰りにお代をいただく。


自動販売機にお金を入れてジュースが出てくるような「点」のやり取りではなく、
もっと「線」のやり取り
これが複数回に及べば、「面」のやり取りにすらなります。


僕らはお客さんとの間で、できるだけ「大きな面」を作ろうとするのだけど、
そのためにはできるだけ「長い線」を作らなければいけない。
つまりお客さんとのやり取りの時間を増やす必要があるんです。


ひと言声をかけたり、世間話をしたり、ちょっとした気遣いをしたり。


でも忙しいと、お客さんとのやり取りの時間が減って、「点」に近くなってしまうんです。
自動販売機や、ロボットのように、ただ作業をこなすだけになってしまう。
そうすると、作られる面も小さくなってしまう。


お店に知っている人が来てくれたり、
あの人と話したいなーって思っていても、忙しいとそれができない。
話したい話したいと、ずーっと思いながら、目の前の作業をこなしています。
だから、つまらない。



忙しい日は、嬉しいけどつまらない。



こんな不満をずっと持っていて、
忙しい時でもお客さんとコミュニケーションを取る方法をずーっと考えていたんです。


で、ちょっとひらめきました。


こんな僕の不満を少しだけ改善できそうなことを、近々はじめます。


しばし待たれよ。



ーーーーーーーー2/25 追記ーーーーーーーー

『置き手紙』という仕組みを作りました。
書いてください。喜びます。