お店のコト

お客さんとの関係性の作り方。



置き手紙の数が100通を超えた。



嬉しすぎやしませんか….。



置き手紙を始めて約1ヶ月で100通。

こんなに書いてくれるなんて思ってなかった。
1日1通あればいいなー。なんて思っていた。


のにだ。


嬉しすぎやしませんか….。




ぼくが置き手紙をはじめた”狙い”はいくつかあるのだけど、

最大の狙いに、



“テイクの関係からギブの関係への変換”



というものがある。



普通に商売をしていると、お店とお客さんの関係は、
“テイクの関係”になります。



お金を払って料理を食べる。

料理を提供してお金を受け取る。



お互い受け取ることを目的にしている。
これが、テイク(受け取る)の関係。




僕が好きな人間関係の中に、

“ご近所さんの関係”があります。



「昨日のおかずが余ったからおすそ分けね。」

と、ご近所さんからおかずをもらうと、



「この間のおすそ分けのお返しね。」

と、後日お返しをする。



前述のテイクの関係とは違って、
これはお互いに見返りは求めていない。


おすそ分けをしたら、お返しが返ってきた。
それだけの話。


これが、ギブ(贈る)の関係。




ぼくはこの関係が好きなんです。


だってこの関係性って、
なんかあったかいじゃないですか。



で、話を戻すと、
置き手紙は、特に見返りはないんです。


書いたら割引きがあるとか、
プレゼントがあるとか、
そんなものは一切ないのだけど、


ぼくらが提供したサービスや時間に対して、
お客さんがギブをしてくれる。
そしたら僕らは、お返しに返事をギブする。
より良いサービスをギブする。


すると、普通にお店をやっていたら”テイクの関係”でしかなかったのに、
ここに、”ギブの関係”が生まれるわけです。




これがやりたかった。


そしたらほら、あったかいじゃん。



いやー、本当にありがとうございます。
めちゃくちゃ嬉しい。


あ、大事なのは、
置き手紙は、”書きたい”と思ったら書いてください。


これからも頑張ります。